2011/11/07

Exactly


「僕はね、昔に比べて洋楽が売れなくなったとかそういうことに対して、
悲観的になるような気持ちはまったくないんですよね。
そりゃ、テクノロジーの 変化とともに音楽の作り方も、聴き方も変わってきたけど、
人類の音楽へのパッションみたいなものは全然変わってないって思いがあって」



「ロックのアルバムが何百万枚も売れるようになったことで、
これまで全然関係のなかったところからも金が入ってきて、
レコード会社が巨大になって いった」



「『音楽が売れなくなった』なんていうのは、
もともと売れる必要のなかった大したことのないものが、
これまで売れすぎてただけですよ。
今は余分なものが省かれたんだと思います」





「つまんないものが売れなくなっただけのような感じがするんですよ」





小林克也インタビュー
『クイック・ジャパン』vol.97より抜粋