2011/11/08

Trent Reznor


今日は何故か 朝からNINばかり聴いているので この辺の話




Trent Reznorという人間は昔から好きでさ



なんというか この人は ずるい

人間的には(会った事ないけど) 結構卑屈で 短気で

他のアーティストの悪口なんかも平気で公言してしまうのだけど

ただ寡黙なイメージだけが残る




どういう人が作っているかで その音楽の聴こえ方は繊細に変わるけど
 
どういう音楽を作っているかで その人のイメージも変わるんだな


 
と Trentのインタビューを読んだ時に思った記憶があります



音が良ければ何をやっても許される訳ではないけど

彼の音楽は言わずもがな 最高だよね



この人の音楽って 決して暗くない

音自体はね ハードロックみたいなリフだったり
ピアノも実は 明るいメロディが多い

でも 何故か退廃的でしょう? そこを特筆したい



音質やアートワークの影響も勿論あると思うけど

やはりこの人の強靭なセンス それは絶対



黒の中に灰色があっても 暗いで終わるけど

黒の中に凄く明るい水色があると 少し狂気を感じるでしょ
 
言葉では難しいけど この人の音楽は


 
 
どん底まで潜って 暗闇に飽きた一人の男が 開き直った様なメロディ


 

言葉で表すと こんな感じ  というか僕は こういう風に聴こえる




Trent ReznorがNIN休止後に 奥さんのMariqueen Maandigと始めたバンド
 
'How To Destroy Angels'





このビデオ見た事ある?
 
少しショッキングなので注意
 





凄いよねこれ


自分が結婚しててさ Trentみたく奥さん共々音楽家だとしても 

自分と奥さんが殺されて燃やされるビデオは作らないね 笑


悪趣味だけど美しい  ディレクションはRupert Sanders





大好きついでにもう一つ
 


上の二本はカットや雰囲気が全体的に似てるよね
(だから二本とも好きなんだけども)

下は誰がディレクションしたのか知らないけど


こちらのビデオも 5本指に入るぐらい好きでね



Deftonesについては 長くなるので また今度 笑




では 良い一日を。