昔NHKでやっていた 坂本龍一(以下教授)と爆笑問題(以下爆笑)の対談
これ好きでね 録ってあったのを何度も見てしまう 今日もまた
これはどういう対談かというと
教授と爆笑問題の好きな曲を聴かせ合い
お互いの音楽への価値観の相違を話し合うというもの
爆笑はアイドルの曲やミュージカルソングなどをかける
教授は 興味ない と一蹴していたね 笑
所謂大衆向けのポップスも全て '音' や '記号' で入ってくる為
所謂大衆向けのポップスも全て '音' や '記号' で入ってくる為
歌詞が全く頭に入らないという
言葉のある声も '音' で入ってくる というのは
インストゥルメンタルミュージックを聞き慣れた人ならきっと解りますよね
また爆笑の方も 教授のかけた曲に終始困惑
アフリカ民族音楽 アイヌ民謡 アンビエントにポエトリーが乗ったもの
そしてかの有名な(否、一部の人には有名な)ジョン・ケージの4'33"まで
「家に帰ってリラックスしたい時にこれを聴くのか?」と聞かれ
教授はためらいなくイエス
爆笑の太田は
「サザンの方が良いに決まってるじゃないですか!」と冗談混じりに言っていた 笑
面白いよね 環境が人を構築するんだね
僕はどちらの感覚も解るな どちらも好きな物は好きだし
いずれにせよ その人にしか無いもの に、魅力を感じますね
この番組で一番共感したこと
それは 教授の話した「変な事するのは簡単」
という言葉だ
ピアノを乱雑に弾き 「これが芸術だ」 こんなこと 誰でも出来る
後付けで意味を持たせる 昔も今も '芸術家気取り' は あふれているという
本当に難しいのは 前衛的でありながら 人々の心を掴む '楽曲' をしっかりと作ること
番組内で教授は「あなたは音を知り過ぎた」と言われていた
知り過ぎた人の芸術と 知らなさ過ぎた人の芸術 この差 だと思う
これ等は日頃から僕も思っていることで 意識して作曲しているので
恐れ多くも共感致しました
先頭切って切り開くも しっかりグッドミュージックが出来ている人は
かっこいいね
またこの 'グッドミュージック' というのも
人によるんだけどさ 笑
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